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【バスケットボール】Four Factors でゲームを分析するアプリを作りました

バスケットボールのゲームを分析するWEBアプリ「Four Factors」を作りました。少ない手間でゲーム全体を大まかに分析することに注力したアプリとなっています。

Four Factors

Four Factors とは

バスケットボールで Four Factors といえば、オフェンスを評価する指標として知られています。

Four Factors そのものについては詳しいサイトが多くありますのでここでは割愛しますが、拙作のアプリ「Four Factors」は4つのファクターを少ない手間で算出するためのアプリです。

操作方法

アプリのページへアクセス

アプリのページへアクセス

アプリのページにアクセスするとアプリの最初の画面が開きます。

はじめは【New Data】をクリックします。Cookieにデータが残っている場合は【Continue】をクリックすると前回のデータを引き継ぐことができます。

※ Cookieは最後の操作から7日間保存されます。

Game Information

Game Information

ゲーム情報を入力します。【Back】クリックで前画面に戻り、【Next】クリックで次画面に進みます。
すべて必須項目なので、未入力で【Next】をクリックするとエラーとなります。

【Help】クリックで項目の説明が表示されます。

Gameわかりやすい名称でゲーム名を入力します。
Dateゲームの日付を入力します。
TeamsTeamA、TeamBに対戦チーム名を入力します。
Optionsオプションを設定します。

Optionsについて

Four Factorsにはオプション設定があります。好みで設定してください。設定できる項目は以下の通りです。

  • ポゼッション算出時にオフェンスリバウンドを差し引く/差し引かない
  • 結果にBasic Statsを表示する/表示しない

Basic Stats

Basic Stats

ゲーム内容を入力します。+と-をクリックするとそれぞれの項目の数値が増減します。

【Back】クリックで前画面に戻り、【View Result】クリックで次画面に進みます。

2FG, 3FG, FT2ポイント、3ポイント、フリースロー数を入力します。
上の数値はシュートが成功した数(Made)、下の数値はシュートを放った数(Attempt)を入力します。
上の数値を入力すると下の数値もあわせて変化します。
Offense Rebound, Defense Reboundそれぞれオフェンスリバウンド、ディフェンスリバウンドを入力します。
Trun Overターンオーバーを入力します。

Result

Result

分析結果を表示します。【Back】クリックで前画面に戻り、【Download】クリックで分析結果を画像化してダウンロードします。

スタッツについて

Advanced Stats の各スタッツは以下のようになっています。

PTS得点
PossPossession
ポゼッションを測る指標です。
Poss = FGA + FTA * 0.44 + TO – ORB
※ オプション設定により、オフェンスリバウンドを差し引きます。
PPPPoints Per Possession
どのくらい効率的にポイントを獲得できたのかを測る指標です。
100をかけた値が100回攻撃したときに何点取れるか、という数字になります。
PPP = PTS / Poss
eFG%effective Field Goals percentage
シュート精度を測る指標です。
シュートを打ったときに1点入る確率が何%あるか、という数字です。
eFG% = ( 2FGM + 3FGM * 1.5 ) / FGA
TOV%TurnOVer percentage
ターンオーバー率。
ポゼッションに対するターンオーバーの割合です。
TOV% = TO / Poss
FTRFree Throw Rate
シュートに対するフリースローの割合(フリースロー奪取率)です。
FTR = FTA / FGA
ORB%Offense ReBound percentage
自チームのミスショットに対して、何%の割合でオフェンスリバウンドを取れたか、という数字です。
ORB% = 自チームORB / ( 自チームORB + 相手チームDRB )

使い方

操作方法を見ていただくとお判りいただけると思いますが、「Four Factors」はゲームをリアルタイムに見ながら入力できることを意識したつくりになっています。

また Advanced Stats は画像化できますので、ゲーム情報を共有するのも簡単です。

例えば「観覧席でリアルタイムにデータ入力し、ハーフタイム中にコーチのスマホにLINEで分析結果の画像を送信する」ということができます(ベンチにスマホ持ち込んではダメ、という場合は無理ですが)。

リアルタイムの入力が難しい場合でも、試合のビデオを確認しながらデータ入力して後日のコーチングで使用する、ということもできるでしょう。

スコアシートだけでは「誰が何点とって、どれくらいファールしたか」しかわかりませんが、4つのファクターが分かれば、チームとしての課題が具体的な数値として見えてくると思います。

有料のアプリは敷居が高い、費用が掛かる、といった理由で分析を尻込みすることもあるかと思いますが、チームの Four Factors を算出するのはそれほど手間はかからず、難しくありません。

アプリのページをブックマークしてアクセスするだけで使えるアプリとなっていますので、気軽に使っていただければ幸いです。

改変履歴

1.0.0
初版
1.1.0
ヘルプ機能を追加
1.2.0
オプション機能を追加

参考サイト

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