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Echo Show 第一世代 脱獄(Jailbreak)で自由(LineageOS)を手に入れる

ウェイクワードで機器をコントロール、タッチ可能なディスプレイで便利を手に入れた……と思ったEcho Showですが、当初の期待とは違って、あまり進化することはありませんでした。そして、おそらく今後も大きく変わることはない、と予想します。

ただの置物と化したEcho Showですが、第一世代なら脱獄(Jailbreak)することでLineageOS(Android OS)がインストール可能です。これはもちろんFire OSとの「決別」ですので、Amazonサービスを利用できなくなります。が、得られるメリットの方が大きいです。

私はHome Assistantのダッシュボード運用のために、脱獄してLineageOSをインストールしました。Windows環境での脱獄の手順をまとめましたので参考にしてください。

Echo Show8

重要:この手順は何ら動作を保証するものではありません。自己責任において実施してください。最悪、Echo Showが使用不可となる可能性があります。

必要なもの

LineageOS 18.1

インストールするOSです。Echo Show 8とEcho Show 5ではパッケージが異なります。

LineageOS on Amazon
mt8127 | mt8135 | mt8163 | mt8695. LineageOS on Amazon has 49 repositories available. Follow their code on GitHub.

Echo Show 8

lineage-18.1-20260624-UNOFFICIAL-crown.zip

sha256:0928d30e6b34c967b8fbf4ca37c58a0259a6c9f11295f037d121ccf5ba7bf4d4

Echo Show 5

lineage-18.1-20260624-UNOFFICIAL-checkers.zip

sha256:8a0c7f5daffe2b14b8f5e59219d2d8a1c04c534460e87459e2108b8d677db32f

GApps

LineageOSをインストール後、Google系アプリや各種アプリを導入するために必要です。

Echo ShowはLineage 18.1なので下記からダウンロードしてください。

The Open GApps Project
OpenGApps.org offers information and pre-built packages of The Open GApps Project. The Open GApps Project is an open-sou…

Open GAppsのページで以下を選択してファイルをダウンロードします。

  • Platform:ARM
  • Android:11.0
  • Variant:pico または nano

Kindle Fireドライバー

Windows PCにKindle Fireのドライバーをインストールします。

直接ダウンロードする場合はこちらから。

zipファイルを展開し、Fire_Devices ADB drivers.exe を起動してドライバーをインストールします。

手順

FastBootで起動

  1. Echo Showの電源OFF(ACアダプターの線を外す)
  2. Echo Showの3つのボタン(ミュート、音量-、音量+)を同時に押しながら電源ON(ACアダプターの線をつなぐ)
FASTBOOT mode...

と表示されればOKです。

ブートロックの解除(TWRP導入)

  1. Micro USB Type-BケーブルでPCとEcho Showを接続
  2. amonet-xxxx-zipを任意のフォルダに展開
  3. PowerShellを開き、任意のフォルダに移動
  4. amonet\fastbrick.batを実行
  5. プロンプトが表示されたら「YES」を入力
  6. しばらく待つとEcho ShowがTWRPで再起動される
  7. PowerShell側は何かキーを押下するとプロンプトに戻る(TWRPが再起動したことを確認してキーを押下)

Lineageosのインストール

以下はEcho Show 8の手順になります。Echo Show 5の手順も基本は同じですが、コピーするOSのファイルが異なりますので注意してください。

PCでの操作

  1. Echo ShowがTWRPで起動したら、PC上でストレージ(「Echo Show 8」など)が認識される
  2. PC\Echo Show 8\Internal Storage 直下に lineage-18.1-20260624-UNOFFICIAL-crown.zip と open_gapps-arm-11.0-pico-20220215.zip をコピー

Echo Show(TWRP)で操作

  1. Unmodified System Partition で「Swipe to allow Modifications」(スワイプ操作)
  2. Wipeを選択し、Advanced Wipeを選択、Data, Cache, Dalvik/ART Cache, Systemをチェックして「Swipe to Wipe」(スワイプ操作)
  3. ホームアイコンをタップ
  4. Installを選択し、/sdcardのlineage-18.1-20260624-UNOFFICIAL-crown.zipをタップ Optionsは変更せず、Add more Zipsをタップ
  5. open_gapps-arm-11.0-pico-20220215.zipをタップし「Swipe to confirm Flash」(スワイプ操作)
  6. しばらく待ってWipe Cache/Dalvikをタップして「Swipe to Wipe」(スワイプ操作)
  7. Reboot Systemをタップして再起動

Lineageosでの操作

LineageOSが起動したら、初期セットアップを行います。

  1. 言語設定、WiFi設定(しばらく待つ)
  2. アプリとデータのコピーは「コピーしない」
  3. Googleアカウントでログイン
  4. タブレットの保護(後で行う)→スキップ
  5. その他の項目を設定しますか?→いいえ
  6. Lineage Recoveryをアップデート(「OSと一緒にLineage Recoveryをアップデートする」は未チェック)→次へ
  7. LineageOSの機能→チェックしたまま次へ
  8. アプリとデータを復元→スキップ
  9. 開始

これで自由を手に入れることができました。LineageOSをインストールしたEcho Showは、バッテリーレスでAC電源駆動するAndroidタブレットに生まれ変わったのです。

使い方はあなた次第、ということになりますが、バッテリーの膨張を気にせずに常時稼働できるなら、最適なのはやはりHome Assistantのダッシュボードとして使うことではないかと思います。

ただ、Echo Show 5だとディスプレイサイズの関係でダッシュボードの扱いが少し難しいかもしれません。

補足事項

各ボタンの機能

LineageOS化後の物理ボタンのデフォルト割り当ては以下の通りです。

  • マイク/カメラ OFF ボタン(一番左または独立ボタン)
    •     標準機能: 電源ボタン (Power Button)
    •     * 長押しで「電源メニュー(シャットダウン・再起動)」の呼び出しや、画面の点灯・消灯(スリープ/スリープ解除)として機能します。
  • 音量ダウンボタン( − )
    •     標準機能: 音量下げ (Volume Down)
  • 音量アップボタン( + )
    • 標準機能: 音量上げ (Volume Up)

現時点で利用できないと思われる機能

カメラ・マイク

現在情報収集を行っていますが、正常に動作していないようです。カメラとマイクが動作するようになると、Home Assistantのダッシュボードとしてできることが一気に増えそうなのですが……今後に期待したいところです。

Bluetooth

デバイス自体は認識しているようですが、手持ちのレシーバー(BR-C1)では音声を送信できませんでした。他の製品なら動くかもしれませんが、確実に音を出したい場合はオーディオ出力ジャックを使うのが無難です。

起動に関する注意点

私のEcho Showだけかもしれませんが、たまにLineageOSの起動に失敗することがあります(Amazonロゴが出たまま進まない状態)。

その場合、ACアダプターの線を一度抜いて、しばらく待ってから繋ぎ直すと正常に起動できるようです。

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