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PCのリスニング環境改善 その4(設置してみた)

前回の記事でPCの設定が終わり、ようやくDR.DAC2とPM0.3を使ったPCのリスニング環境が整ったわけだが、機器の設置は少々気を配ってみた。

なるべく小型のスピーカーを選択してみたものの、やはりノートパソコンの周辺はスペースが限られている。そこでDR.DAC2とPM0.3を置けるだけの横幅があるガラス製のローボードを購入し、ローボードの下にノートパソコンを置くことにした。

ノートパソコンはLenovoのThinkPadなのだが、専用のドッグを使用し外部モニター・キーボード・マウスを使用しているため、ローボードの下に配置しても何ら問題が無く、DR.DAC2とPM0.3をローボード上に置くことでDR.DAC2の操作がしやすくなり、PM0.3にはちょうど良い高さのスピーカー台となったわけだ。

あまり見栄えが良い環境ではないので正直、人様にお見せするものではないのだが、参考までに設置した状態の写真を掲載しておく。

desktop

ちなみに外部モニターは24インチなのでスピーカー間は50cmほどあるが、これだけの幅があるローボードは実はあまり見つからない。私はAmazonでようやく適当なものを見つけたくらいだ。

さて、肝心のPCのリスニング環境だが、果たして期待を裏切らない改善がみられた。まずUSB DACから再生することで(ほぼ)PCからのノイズから解放された。これは(各方面の情報から)ある程度予想はしていたとはいえ「これほど鮮明に聞こえるものなのか!?」と正直驚いた。

また、小型ながらPM0.3の再生能力の高さもなかなかのものがある。低音域は少々物足りない感じがするが、中高音域はしっかり出ている感じがする。癖がない感じのスピーカーという印象で私には好印象。低音域が物足りない分はPM-SUBminiを導入することで補うことも可能なので、いずれ購入を検討したい。

DR.DAC2は中古品でも構わないと考えるなら比較的安価で高性能なUSB DACとして十分魅力的だ。USB、S/PDIF、アナログ3系統のインプットやヘッドフォンとスピーカの出力先をスイッチで簡単に切り替えることができるうえ、アクティブスピーカーの音量もDR.DAC2で調整できるのでDR.DAC2で基本的な操作がほぼ出来るのもありがたい。

SE215 SPE購入から始まったPCのリスニング環境改善だが、全体にかかった費用は約40,000。私個人は思ったほど費用がかからなかったと感じたが、それは期待以上の結果が得られたからだと思う。

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