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PCのリスニング環境改善 その1(DR.DAC2の購入)

SE215 SPEを購入した結果、PCのリスニング環境改善に迫られ、とりあえずMA1-EXに代わるものを探してみることにした。
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昔のようにデスクトップパソコンを使用していたころならサウンドカードの良いものを探して……となるのだろうが、今はノートパソコンをメインに使用しているためこの選択肢はない。となると必然的に候補に挙がるのが外部DAC、お手軽なUSB DACとなる。

ところが、このUSB DAC。一括りにUSB DACというには製品が多すぎて困る。価格や性能もまちまちでメーカーも多岐にわたりいったいどれを選べばよいのか、正直選択に困ってしまった。
価格優先で考えても安いものでは数千円台からあるし、性能で言ってもUSB接続だけでなく光端子や同軸での接続が出来るものがあったり、音響メーカー製なら同じメーカーのDAC以外の製品と組み合わせて使えるものなどがあり、まずはこれを買えば問題ない、というものが選びにくい。なので、ネットの記事などを参考に今の自分が必要としている機能を一通り備えているものでそれなりに使えそうなものを探してみようということで、簡単に要求仕様をまとめてみた。

  • PCのリスニング環境を改善するのが第一の目的なのでUSB DACであること。PCとの接続はUSBであるのは当然、他の機器の接続もありうるので光/同軸の接続やLine inもあるとなお良し。
  • 平日夜間での使用が大半であることからヘッドフォンアンプを内蔵していること。また休日はスピーカーで聴くことも考えたいのでLine outが欲しい。ただし、外部アンプやスピーカーはないため、アクティブスピーカーもあわせて導入する。
  • ノートパソコン周辺はあまりスペースはないためなるべく小型であること。SE215 SPEのケーブルが短いためUSB DACはなるべく手元におけるくらいの大きさであること。
  • せっかくUSB DACを導入するなら所謂『ハイレゾ』も体験したい。
  • USB DACとアクティブスピーカー両方で予算は2万円程度。

とまあ、ずいぶん我儘な要求仕様だが、これで選別の方針は決まった。あとはこれを満たす製品を探し出せばよいわけなのだから簡単……ではなかった。一番のネックは予算を最低限にしたこと。これが足枷となってしまい、大半の製品が対象外となってしまう。だが予算額を上げれば候補は増えるかわりにあれこれと目移りしてしまい、結局どれにするか迷ってしまう、ということは避けたかった。

そこで、ちょっと考え方を変えて予算以外の要求を満たす製品をなるべく安く手に入れる方法を考えることにした。オークションや中古ショップなどから入手すれば予算は抑えられるし、相場と性能の折り合いがついたものから機種を選ぶようにすれば対象はかなり絞れるはずだ。

そうして候補に挙がったのがTopping D2とAudiotrak DR.DAC2の2機種。どちらも要求仕様は満たしているが、私はDR.DAC2を選ぶことにした。D2はUSB接続時が最大48khz/16bitとなっているのでハイレゾを体験するには同軸/光のデジタル入力である必要があるのに対し、DR.DAC2ならUSB接続でも24bit/96kHzに対応しているし、同軸/光のデジタル入力なら192kHzまで対応しているからだ。

これでUSB DACは決まった。次はアクティブスピーカーを何にするか、だ。

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