縦ぽん!!

DR.DAC2を中心としたPCのリスニング環境改善によってそれなりに快適な状態で音楽を聴けるようになったわけだが、DR.DAC2購入直後から気になっていたことがあった。

PCのリスニング環境改善 その1で少し触れているが、DR.DAC2は同軸/光のデジタル入力なら24bit/192kHzまで対応している。これがUSB接続の96kHzと比較してどれくらい聴こえかたに違いがあるのか体験してみたくなり、もしかすると192khzで一度試聴するとMP3音質には戻れなくなるかも!? などという期待も込めてUSB DDCを探してみることにした。


とりあえず24bit/192kHzに対応しているUSB DDCをネットで調べてみてもどれが良いのかさっぱりわからず、適当にヤフオクで検索してみるとMUSILAND Monitor 01 USDというものが見つかった。これはネットで探したときには見つけることが出来なかったのだが、USBから同軸/光のデジタル出力が可能で24bit/192kHzにも対応していることから、要件はクリアされていたため、迷わず落札した。ちなみに費用は約5,000円。これが安い買い物だったかどうかは不明だ。

さっそく、MUSILAND Monitor 01 USDとDR.DAC2を同軸ケーブルで接続し、LEDランプの状態から接続に問題が無いことを確認してから手持ちの音楽CDからFLAC変換した曲を数曲聴いてみたが、USB接続と同軸ケーブル接続で聴こえかたの違いは当然ながら感じられなかった。

では、FLACの24bit/192kHzと96khzではどうかということでノルウェーのサイトで無料でクラシック系音源がダウンロードできるサイトから192khzと96khzのFLACファイルをダウンロードして聴いてみたが、残念なことに192khzと96khzの差を体感できなかった。

これは単に私の耳がその違いを聴き分けることが出来ないためだろうし、あるいは機材の関係で体感できなかったためかもしれない。もしかすると24bit/192kHzのFLACデータと320kbpsのMP3データの同じ曲を聴き比べればその違いは体感できたかもしれない。だが、一つだけわかったことは楽曲のデータがある程度高品位なものであればそれだけで十分良い音として聴こえるということだ。

昨今、やれハイレゾだなんだと騒がしくなっている気がするが、本質的なところを言えばノイズが少なく聴きやすいと感じる環境を整えれば良いわけで、MP3はダメでハイレゾじゃなきゃダメだとか、そういうことにはあまり神経質にならなくても良いということだろう。

余談だが、FLACデータはMP3データと比較すると当然ながら? データサイズが大きい。今回ダウンロードしたデータはモーツァルトの曲にしたのだが、9:24の曲が24bit/192kHzだと338MBにもなる。DXD 24bit/352.8khzだとそのサイズは1GB!! となるのだが、ここまで大きなデータとなると取扱いも大変ではないだろうか(無料とはいえ、自宅の貧弱なADSL回線ではFLACデータを2つダウンロードするのにそれなりに時間がかかってしまった)。

結局、わざわざ買ったUSB DDCは期待していた割にその成果は発揮できなかったわけだが、無駄な浪費というわけでもない。自宅には他にもPCがあるしこれを音楽再生専用PCとするのも良いかもしれない。こういう時、DR.DAC2は入力ソースをスイッチ一つで切り替えられるからほんの少し便利ではある。

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