縦ぽん!!

Simplenoteとは

SimplenoteはWordPress.comの開発・運営元のAutomatticが開発したアプリおよびサービスで、アカウントを登録すれば無料で使用できる。

Simplenoteを使い始めたきっかけ

どこでも使えるメモアプリとして有名なのはEvernoteだが、ベーシック版(無料プラン)では使用出来るアプリの数が2つまでとか、タブレットからはブラウザ版のEvernoteは使用できないなどの制限がある。例えば私の場合だと、iPhoneとWindowsパソコンにアプリを使用しているため、他のデバイス(iPadや他のWindowsパソコン)でアプリを使用することができない。

以前のようにソースネクストでプレミアムパック3年版が安く買えた頃ならともかく、Evernoteをメモ+α程度の使い方しかしない私にとって、アプリの使用台数制限を解除するためだけの理由でプレミアム版(有料プラン)を利用するメリットはない。Evernoteでしかできないものであれば仕方がないが、代わりとなるものがあればそれを使えばいいだろうということで、ネットで情報を集めてみたところたまたま見つけたSimplenoteが良い感じで使えそうなので試用してみることにした。

Simplenoteのメリット、デメリット

まずはSimplenoteの特徴をメリット、デメリットとしてあげてみると以下のような感じだろう。

メリット

  • 動作が軽い
  • アプリの使用は無料で台数の制限なし
  • さまざまなデバイス・OSで使用でき、データの同期はクラウドで行われる
  • スナップショットが保存される
  • デバイスがオフラインでもアプリが使える
  • Markdownに対応
  • ノートを共有することができる

デメリット

  • ユーザー登録が必要
  • プレーンテキストしか扱えない
  • Windows版ストアアプリは少々不安定(アプリがたまに落ちる)
  • Markdown記述をサポートする機能が無い

Simplenoteの試用感

Simplenoteの出来ることはただひたすらにメモを書くことだ。扱えるデータがプレーンテキストのみなので、編集機能もごく一般的なものくらいしかない。アプリ自体は軽快で扱っていてストレスを感じることはない。細かいことで気になることはあるが、テキストエディタではなくメモアプリと割り切れば許容範囲なものばかりだ。

昨今無料で使用できるアプリは多いが、それでもクラウド利用を前提とするもので無料となっているものは少ない印象だ。利用者としては無料で使用できるうえに制限事項が殆どないのはありがたい。この点はEvernoteと比較して有利と言える。

ただし、Evernoteのようにリッチテキストや画像などを扱えるわけではないし、他のサービスと連携できるものもない(はず)。このあたりを理解して使うのであればSimplenoteはかなり使えるアプリといえる。

どのように使うのがよいか

メモを分類する手段がタグくらいしか無いため、大量のメモを分類分けして保管しておくのは向かないと思う。一時的なメモをSimplenoteで取り、時間があるときにEvernoteに書き写す、という風にケースバイケースで使い分けることも重要かと思う。

日常的に持ち歩くメモの代わりにSimplenoteを使うのもアリだろう。スマホのアプリでメモを残しておけば、万が一オフライン状態になったとしてもアプリを開けばメモを確認することができるので、メモとペンの代わりとして使うことが出来る。

複数のデバイスで同期しながらメモを扱えるので空いた時間を利用してブログの原稿を書きまとめることも可能だ。このあたりはMarkdownに対応しているのもポイントだろう。

wifiモデルのタブレットを使用しているものにとってはオフラインでもアプリが使えるのはありがたいのではないだろうか。例えば私の場合、iPadmini2とキーボードカバーをノートパソコン代わりに持ち歩き、客先での打ち合わせの際にメモを残すようにしている。残したメモは同期後にパソコン側で難なく再利用できる。同期処理自体はデバイスがオンラインの状態でアプリを開けばすぐに同期が行われるので、特別な操作は特に必要ないようだ。

Markdownで記述してみる

お恥ずかしい話だが、Simplenoteを知るまでMarkdownという記述方法があることを知らなかった。まだ軽く触ってみただけだか、htmlで記述するより簡単に記述出来るようだ。

例えば見出しを作る場合は#の後にスペースを挿入して見出しを書くだけでいい。見出しのレベルを変えるには#を並べた数がそのレベルになる。リストはハイフン、プラス、アスタリスクのいずれかで箇条書きリストを記述できる。

といった具合に、慣れないうちは直感的とは言い難いが、HTMLに比べて単純な記述で表現することができる。HTMLも慣れるまではそれなりに苦労したことを考えると、Markdownの記述方法はそう難しいものではない。むしろ、HTMLより書く量が減るので単純な文章を書くだけなMarkdownの方がラクと言える。

ところで、せっかくMarkdownで記述したとしても簡単にHTML形式に変換できないのではありがたみが薄れるというものだ。別のアプリを利用するのもは面倒ということでいろいろやってみたら意外と簡単に変換できることが分かった。

これはWindows10のストアアプリでできたことだが、Markdownで記述したメモをプレビュー表示に切り替える。その後、全選択→コピーという操作(マウス操作でもショートカットキーでも可)を行えばクリップボードに変換済みテキストがコピーされる。これを他のテキストエディタなどに張り付ければHTMLでマークアップされたデータを受け取れる。

Simplenoteは使える

Simplenoteは特徴を理解して使うと非常に便利なアプリおよびサービスといえる。少なくとも「使えない」ケースが少ないので「使わない」のがもったいないくらいだ。唐突に「サービスが有料になりました」となれば話は別だが、今のところそのような様子でもないことだし、このまま使ってみようと思う。

ちなみに今回の文章は全てSimplenoteで入力してみたのだが、WordPress上で編集するより効率よく作業が出来たような気がする。

追記:他のデバイスで変更したメモの内容が反映しない場合の対処

Windows10のストアアプリで、他のデバイスで変更したメモの内容が反映されないことがあった。アプリを閉じるボタンで終了させても変化がなかったのだが、WindowメニューからCloseを選択してSimplenoteを終了させて再度アプリを起動するとメモ内容が正しく反映した。

たまたまだったのかもしれないが、Windows10のストアアプリでメモの内容が変わらない場合は試してみるとよいかもしれない。

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