縦ぽん!!

ルーター(無線アクセスポイント)を追加したわけ

自宅のインターネットプロバイダを変更してしばらく経った頃、無線LANルーターを追加してみたことがある。


BBIQの光電話無線ルーター(iA201WL4)は規格上、無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acに、有線LANも1000BASE-Tまで対応しているため、ごく普通にネットにつなげるだけなら新たにルーターやアクセスポイントを用意する必要はない。

しかし、実際に使ってみると無線LANの速度は思っていたほど早くないし、電波の飛び具合いに関していえばプロバイダを変更するまで使っていたBUFFALOのWZR-450HPの方が良いという状況だ(古い無線LANルーターとはいえ、WZR-450HPは外部アンテナが3本あるため、電波の飛び具合いという意味ではiA201WL4の方が分が悪いのだが)。

そこで、光電話無線ルーターを設置した場所から少々離れてもそれなりに電波を受信したいという思いから、アクセスポイントとしての性能向上を主目的に無線LANルーターを追加することにした。

無線LANルーターの選定条件

正直、無線LANルーターを選ぶ条件としては以下の条件を満たしていれば、機種にこだわりはなかった。もちろん、メーカーについてもだ。

  1. 無線LANがIEEE802.11ac対応
  2. 有線LANが1000BASE-T

しかしながら、無線の電波はなるべく遠くまで飛んだ方が良いし、プロバイダを変更するまではYAMAHAのRTX1100を使って(遅いながらも)外出先から自宅LANへVPN接続できるようにしていたことから、以下の条件を加えて選定することにした。

  1. 無線の外部アンテナあり
  2. VPNサーバーの機能あり

くわえて、なるべく安価で、という都合の良い条件を満たすものはないだろうと思っていたら……TP-LinkのArcher C1200というものが見つかった。

アクセスポイントとしてはまずまず、しかし……

Archer C1200のネットでの価格情報では約5千円と低価格、しかし製造メーカーを聞いたことがなく一抹の不安を感じるところもあったが、期待通りに動いてくれれば掘り出し物だし、(当時の)ネットでの評判はそれほど悪くなかったため、お試し価格としては妥当だろうという判断からAmazonで購入することにした。

まずはアクセスポイントとして使用してみた感じだが、通信速度はおおむね期待通りでiA201WL4では上り下りとも平均で40Mbps程度しか出なかったのが、Archer C1200は150Mbpsほど出ることが分かった。電波の飛び具合いも良好で、Archer C1200の方がより遠くへ強く電波が飛んでいることが体感できた。

次に、ルーターとして設定して数日運用してみたのだが……これが芳しくない。全くと言ってよいほど安定して動作しないのだ。

製品品質としてどうなのか

もしかしたら製品の個体差かもしれないので私が購入したArcher C1200に限った話となるが、ルーターモードとしては24時間以上正常動作しなかった。設定直後は問題なくても数時間~十数時間と経過すると無線通信が不安定になったり、ひどいときは設定画面へのアクセスすらできなくなることさえあった。

おそらく原因は熱暴走。アクセスポイントとして使用した際は気づかなかったが、ルーターモードで使用した際は筐体がかなり熱くなっているのがわかった。一般家庭で日常的な使い方をしているにもかかわらず、熱暴走するようでは正直、使い物にならない。ルーターとしてではなくアクセスポイントとして使用するだけなら使えなくもないのだろうが、不安定なものを無理に使うこともないだろうということで、Archer C1200は返品することにした。

私が購入したものが初期不良の類であれば、まぁそれはそれで仕方がないと納得するが、返品後のネットでの評判を見ると似たような事例がそれなりに起こっていることが分かった。ただ、問題なく使えている事例も多いようなので、製品の出来にばらつきがありすぎるように感じた。購入前にこのような情報が多く入手できていれば、手にすることはなかったかもしれない。

安定動作を目指すなら

結局、Archer C1200は安物買いの銭失い(Amazonで購入、返品したのでほとんど損はしてないが)となってしまった。仕方なくiA201WL4の環境に戻してしばらく使うことにしたが、なんとなく無線LANの速度が早くならないモヤモヤした感じがぬぐえずにいた。

これは精神的によろしくないと思い、そこそこ実績がある無線ルーターは……まぁお約束のバッファロー製品から適当なものを選択するとして、有線ルーターは私の中で一番実績があるYAMAHAのRTX1200を購入することにした。ただの家庭用の製品とはいえ日常的に安定動作してもらわないと困るものは、それなりに実績があるとか評判が良いものを選んだほうが間違いないということだろうか(それはそれで少々面白みに欠けるという気もするが……)。

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